地元千葉県の市川南高校にて講演しました。
2年生と3年生と分けて2回転。
50分ずつ、とちょっとあわただしい講演でした。
50分だと悲観性と楽観性の話ができないので
なんとなく申し訳ない気分。
実際、セリグマンのポジティブ心理学を話す前と後では
生徒さんの反応がぜんぜん変わったからです。
またどちらかというと悲観性が強かった私にとっても
セリグマンの話をするときは燃えてきます。
俄然、乗ってきます。
セリグマン自身悲観的な性格で
「50年間つねに不機嫌で過ごしてきた」と書いていますが
私自身も本当に悲観的なつぶやきが多く
セリグマンの本を読んでつぶやきの習慣を変えてから
人生が違って見えてきました。
ただ悲観性と楽観性の問題はもっと複雑で
楽観的であればいいかというとそうでもありません。
適度な悲観性は「環境適応能力」を高めてくれます。
怠惰を避けるには悲観性は必要でしょう。
つまり論理的思考力として悲観性を活用することです。
つねに最悪の事態を想定し備える。
ノー天気ではうまくいかないのです。
いったん悲観性をくぐり意志の力で楽観性を獲得すること。
これがいいのではないか、と今の私には思えます。
明らかに進学校の生徒は悲観性が強いと思います。
アンケートを見れば明らかです。
(もっとも自己分析できるからともいえますが)
最近進学校でしゃべる機会が増えてきて
そんなことがわかりました。
もうすぐ宮崎キャラバンも始まります。
体調管理には気をつけていきたいと思っています。
追記:
クイズを出して考えてもらい座間巡視(そんな言葉あるか??)をしていたとき
今回も一人「中学校のときも受けました!」という生徒さんがいた。
なんとなくうれしいものです。
でもキャサリンのクイズ間違ってたな。
「歯」です、歯!
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