鳥居徹也ブログ (講演記録)

全国講演をビデオで報告します!

2011年05月

今しがた、鹿児島より戻りました。




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西郷どんです。






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本家の鹿児島の西郷どんも


上野の西郷どんに負けず大人気でした。




ということで、鹿児島市教育委員会主催の講演会でした。


市内約120名程の小・中・高の先生方が、


↓ かごしま近代文学館での研修に参加されたわけです。




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ご連絡いただいた米澤先生は


今私が日本教育新聞にて連載中の「鳥居徹也のキャリア相談室」をご覧いただいていたとのこと。


ありがとうございます。


また関係する教育委員会の先生方、ありがとうございました。


宮崎県をぐるぐる回っていますので


お隣の鹿児島県にはシンパシーを感じていました。




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小学校の先生方が多いと聞き、


かつて撮影してあった小学校での実践を紹介しつつ


全編模擬授業で行いました。


ひじょ~に楽しかったです!




「キャリア教育」という言葉を分けて考えて




「キャリア」+「教育」




私は後者の「教育」がより重要だと思っています。


ところが当然のごとく前者に主眼が置かれますから


「キャリア教育」の内容は学校の現場からどんどん離れていきます。




今現在心の中に不安を抱えているものに


将来のどんな夢を語ろうと虚しい、と私は思います。


将来の夢が描けないのは


今が充実していないのではないか。


そんな観点で「キャリア教育」を見つめると


それはまさに、今現在の子どもたちの「学ぶ意味」が問われていいるのではないか。


だから最近の私の講演のタイトルは




「働く意味(キャリア教育)は学ぶ意味」




となっています。




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講演後にはいくつかの学校から講演依頼をいただきました。


ありがとうございます。


もしかしたら「鹿児島市内キャラバン」が始まりそうな…




特に進学校の先生からご依頼をいただきました。


ぜひやりたいと思います。


進学校の生徒ほど「悲観性」が強いものです。


だからこそ進学校なのです。


周囲からの期待、本人の自覚、プレッシャー。


そしてひとたびその階段を上がると


競争は永遠に続きます。


よりよい大学。


よりよい一流企業。


そこには優秀な人材が集まりさらに競争は続く。




セルフエスティーム(自己評価、自己肯定感)には2種類あり


「能力に関するもの」と「存在に関するもの」。


前者はいわばvery good(とてもよい)が1つの基準です。


能力は常に上下し、上がれば自己肯定感も上がり


下がれば…




だからこそ後者のgood enough(これでよい)が大切になります。


存在に関する自己肯定感、すなわち人間関係です。


変動の激しい「能力」を補うものこそ「人間関係」です。


そんなことも伝えていきたいです。




日本教育新聞にて3/7から連載している「鳥居徹也のキャリア相談室」は


↓こちらで少し読めます。




先生解決ネット




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毎年この時期は博多青松高校
で講演に呼ばれます。


ありがとうございます。


こちらの進路ガイダンスはとても大掛かりで、システマティックでびっくりします。


参加する生徒さんの意識が高いのは


きっと事前指導が充実しているからだと思います。


というわけで、私は2回転受け持ちました。




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写真は講演後の質疑応答のようすです。


実は、私への質問事項はメッセージとしてすでに受け取っています。


お昼のお弁当をいただきながらすべてのメッセージに目を通し


質問への答えを考えます。


無駄がありません。




また講演後には感想文もすぐにいただけます。


特に後半20分のセリグマンのポジティブ心理学が好評だったようです。


実際、私自身も話していて楽しいのです。


久しぶりに、いくつか声を紹介しましょう。




 「『信んじられない』からの最後の20分がやばかったです。


  私はものすっごく悲観的に考えちゃうほうなので、これからの心の持ち用が


  かわっちゃいそうです。びっくりしてます。


  今日は本当にありがとうございました」




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 「私は悲観的なほうなので、先生のお話で見方が変わってきた気がします。


  自分の気持ち次第でこんなにも変わるものかと驚かされました。


  分かりやすく面白いお話、ありがとうございました」




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 「鳥居さんの講演は高校生だった3,4年前に聞いたことがあります。


  その時はよくわからなかったことが、実際にフリーターになって


  ものすごく理解することができました。ありがとうございました」




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大変充実した時間でした。


みなさん、ありがとうございました。




木曜日には鹿児島市の先生方に講演です。




今週は東京家政大学・短大にて計3回の講義をやらせていただいた。


短大の1年生と2年生、大学の3年生の3回。


お招きいただいた尾崎先生、ありがとうございます。




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2画面で写ると迫力がある。


みなさん、本当に熱心に聞いていただいて


さらにリアクションがすごいので、自然と予定外の話が出てしまいます。




いつも私は制限時間から逆算してスライド枚数を決めます。




 「1分=1.1~1.2枚」




といったところです。


しかし3回とも大幅にオーバー。


ちょっと反省です。




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普段の職場が若い女性ばかりですが


300名近い女性がならぶと、独特の圧迫感がありますね。


みなさん、自己肯定感を強く持ち、自らに「YES!」と言ってください!


がんばって!




新入社員研修である。


毎年この時期行っている。


それに際してネットで調べ物をしていたら次のような調査が出てきた。




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毎年4月に行う新入社員向けセミナーにてとった意識調査2011である。




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新入社員の「定年まで働きたい」と思う割合が右肩上がり。


2011年は64%まで上がった。


その反対に「向かなかったらすぐ転職」はどんどん下がり36%に。




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そこで不安に感じていることを聞くと


「職場の人間関係」や「仕事のマッチング」が上位に。




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かといって


能力向上のため何かしているか、とたずねると


「していない」と答えた新入社員が2011年にはついに71%に!




不安いっぱいで


でも定年まで働きたいけど


かといって能力向上のためにはなにもしてない…


そんな平均像か。




もっともアンケートをとったのは4月の最初だからまだまだこれから。


明日の新入社員諸君にはぜひ、


「やる気」になるような話をしてみたい。




毎年恒例の戸隠神社参拝へ行ってきた。


といっても私は人が押し寄せる奥社や中社ではなく




宝光社




で祝詞をあげていただいた。




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 鳥居をくぐり




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 狛犬さんにご挨拶




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 石段を登り




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 さらに登り




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 到着




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 別アングル




数年前、まだ私が専門学校に勤めていた頃。


当時「コミュニケーション」の講師をしていたM先生との雑談で


ある霊能者を紹介された。


ものすごい人だという。


私はM先生のことを信頼していたので


早速会いに行った。


そのときはいわゆる「前世療法」なるものを受けた。


これはまた大変面白かったのだがそれはまた別の話。




その際、その霊能者から宝光社の写真を見せられた。


パワースポットだという。


戸隠というとみなは「奥社がパワースポットだ」というが


実は宝光社こそ…ということだった。


行くなら宝光社だ、と思った。




なぜか宝光社は人気がない。


ゴールデンウィークだというのに


参拝者はチラホラ。


でもだからいいのだ。


私一人のために大きな太鼓が鳴らされ


祝詞が奏上される。


なんとも贅沢な時間なのだ。




はじめて宝光社に参拝したときのことだ。


前泊した宿坊の神主さんに


宝光社まで車で送っていただいた。


そのとき私が、


最近本(フリーター・ニートになる前に読む本)を出したことを少し話した。


するとなぜか祝詞の中に




 フリーター・ニートになる前に読む本、あまねく~




という文言が入っていた。


びっくりした。




そして下山した数日後。


私に国が予算をつけた。


文部科学省だ。


それでびっくりしてまたお礼参りに宝光社へ。


そうして毎年1回は戸隠へ登るのだ。




しかし神様にお願いはよくない。


だからつねに「心願成就」。


今日もそう。




祝詞は20分ほどで終わる。


いつもはそのまますぐに帰るが


今日は中社にも行ってみた。




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 立派だ。


そのままトンボ返り。


大変充実した1日となった。




7月には天岩戸神社へ。


宮崎キャラバンももうすぐだ!




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