鳥居徹也ブログ (講演記録)

全国講演をビデオで報告します!

2010年05月

博多青松(せいしょう)高校での講演はこれで4年目になります。


この学校は定時制ですが


他の定時制とはイメージがかなり違います。




2007年の5/28には日経ビジネスにて取り上げられました。


その中でつぎのように紹介されています。




 窮屈なシステムでは受け止められない生徒が、


 前向きに学べる場所を与えることも重要。


 定時制という柔軟な枠組みを生かし、


 高校中退者や不登校経験者を受け入れながら


 驚異的な進学実績を上げています。


 教育再生会議には制度見直しだけでなく、


 教育現場に転がるキラリと光る取り組みにも目を向けて、


 改革を実現してほしいものです。




確かにこの高校は違います。


何より先生方が違います。


キビキビした動き。


それが何より一番だと思います。


全国からの視察が多いというのもうなづけます。




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会場はここ。


いつもの場所です。


真剣に聞いてくれるので


こちらの話がうまくなったような気がします。


感想文を読んでいると中に、




 小学校のときに1回トリイさんの話を聞きました。




というコメントを見つけました。


「中学校のときに聞きました」というのはよくありましたが


これははじめてです。


私の活動も5年目。


来月から宮崎も始まります。


久しぶりにテレビも入りそうです。




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ついに買った、エプソンEB-1720


輝度はなんと、3000lmだ!


これならば日差しの強い南国の体育館でもタフに講演できるだろう。




そう、私の仕事場は体育館なので


明るさと音響には注意している。


これは私のようなPowerPointに依存するプレゼンターの宿命である。


マイク1本では…なかなか全国を回る度胸がない。




学校によってはものすごく古い音響設備のところがある。


昔はかなり神経質になっていた。


マイクの音質に一喜一憂したり。


まだマイクを通したしゃべりに慣れていなかった頃の話だ。


今は音質が悪いなら悪いなりに


声を空気の塊にしてぶつけるように


(あるいは声を引くように)


しゃべることができる。


声を切るようにしゃべる。


そうしたことに慣れてきたので


今は音響は気にならない。




問題は体育館の明るさである。


真っ暗にすれば問題はないが


それでは生徒の顔が見えない。


理想的には


生徒さんの顔を逐一見ながら


かつスクリーンが鮮明な状態だ。




全国を回り始めた当初は


先方の学校にプロジェクターを用意してもらっていた。


5年前だと


学校によってはものすごく暗い輝度のプロジェクターしかないこともあった。


一度、画面があまりに暗すぎ、かつ


明るさ調整がうまくできない体育館で講演したことがあり


生徒さんの集中力が途中で切れてしまったことがあった。


それ以来


プロジェクターは自前で用意しようと決めた。


それがこれだ。




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5年間稼動した、エプソンEMP-750


輝度は2000lm


これはこれで大活躍した。


講演中にトラぶったことは一度もない。


(ランプの寿命は3000時間あるし…)




講演が盛り上がり


生徒さんが熱狂している最中、ふと思う。




 (もしここで電球が切れたらどうなるだろう…)




一瞬、ぞっとするわけだ。


その場の空気をどうするか?


幸い、今まで一度もなかったのでよかったが…。




EMP-750は最後まで元気に稼動してくれたが(最もまだまだ現役だが)


難をいえば


沖縄のような強い日差しには負けた。


体育館のカーテンが薄い素材だったりするともういけない。


スクリーンに映写される画面が薄ぼんやりする。


それでいて聴衆は1000名近い。




こういうときは大きさを犠牲にした。


プロジェクターをできるだけスクリーンに近づける。


映写される画面は小さくなるが


明るさは上がる。


この方が集中力は保てるのだ。




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しかし新旧プロジェクターの交代により


そうした心配も無用だろう。


南国での講演にも十分対応できる。




おそらくは一期一会の講演になる。


そのたった60分(あるいは80分)を最高の時間にしたい。


だから機材は最高のモノを。


あさっての四街道高校(千葉県)から


EB1720はデビューだ!




講演が終わった後にアンケート用紙が送られてくることがあります。

昔は「必ず送ってください!」とお願いしていたのですが

それこそ山のようになってしまい、

最近ではこちらからお願いすることは少なくなってきました。



最近の講演ではしばしば

プラス20分で「楽観性と悲観性」の話を追加しています。

これが大変評判がいいようで

今回いただいたアンケートでも

多くの高校生から「参考になった」という声をいただきました。

ありがとうございます。



講演を聞いたそのすぐ後は



「ああ面白かった!ちょっとがんばってみようかな…」



と思っていても数日たつと…というようになります。

それはなぜか?



それこそまさにコミュニケーションの本質に関わる問題であり

プラス20分の内容です。



コミュニケーションの本質とは

他人とのコミュニケーションではなく

自分自身との対話です。

ひとりになったとき

知らず知らずのうちに

自分の潜在意識に向かってつぶやきます。

その「つぶやきのパターン」

いつも悲観的であったらどうなるでしょうか?



「どうせできっこない」

「やっぱりだめだろう」

「きっと無理だわ」



こうした「つぶやき」はクセです。

習慣です。

小さいときから培われた(セリグマンの調査によると母親の模倣)なのです。



習慣は変えられます。

かなり根気がいりますが可能です。



ある高校生が次のように書いてくれました。



  今日の話を聞いて、自分の中の何かが、変わった気がします。

  講話でたくさんの話をされていましたが

  私が一番心に残ったことは「悲観的な人」と「楽観的な人」の話です。



  私は自分で「悲観的」な人間だと思っていました。

  でも自分で、自分が悲観的と気づいているなら

  楽観的になるようにすればいいと思うことができました。

  自分の「つぶやき」はなんとなくですが理解しているつもりです。



  (略)



  私は楽観的の本当の意味を誤解していたと思いました。

  (前向きな)つぶやきを習慣にするのはとてもムズカしいし、

  頭を使うことだと思います。

  でも、習慣付けることで、もし一生が変わるとするなら

  やってみる価値はあるのかな…と思いました。




講演が終わった後で

自分との長い対話の時間がやってくる。

まずは自分のつぶやきに気づくこと。

自分が「悲観的」であることに気づくことから出発しなければなりません。

それに気づいた彼女は

最初の一歩を踏み出したといえます。

どうか、がんばってください。



「悲観性」とは神様が人類に与えたギフトです。

悲観性ゆえに、

我々は自然環境の変化に見事に対応してきました。

何も考えずに日々送っている生き物は絶滅するのです。



ただ日本人はこの「悲観性」の程度が強すぎる。

だからそこを少しやわらげる必要性を感じます。

マーティン・セリグマンのポジティブ心理学は

欧米で大きな広がりを見せているといいます。

もっともっとセリグマンの本が読まれるといいな、と思う次第です。

そう思うだけでなく

私はこれからできるだけ「プラス20分」の中で

子どもたちにセリグマンの話を伝えたいと思います。



5月某日。


講演以外の目的で旅行をしない私だが


ここだけは年に1回必ず訪れる。




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戸隠神社「宝光社(ほうこうしゃ)」。


5年前から通い続けている。




ある霊感の強い人を紹介してもらった。


私は結構そうした分野が好きなので


喜んで出かけた。


その人から聞いた場所がここだ。




中社ではないという。


奥社でもないという。


宝光社なのだという。


しかし戸隠に参拝するほとんどの人が


中社や奥社を目指す。




私はへそ曲がりなので


その言葉がえらく気に入った。




というわけで


その日は早起きして


午前中にご祈祷いただき


そのまままっすぐ家路につく。




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「鳥居」を「徹」る「也」。




その先はものすごい石段である。


宝光社ははるか山の上にある。




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この石段のおかげで


宝光社の気高い雰囲気が守られているのだろう。




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1000年以上前からの建築物だそうだ。




ご祈祷の予約を電話でするとき




「宝光社でご祈祷を…」




と伝えると




「え?中社じゃないんですか?」




とか




「奥社でなくていいんですね?」




と必ず念を押される。


よっぽど宝光社でのご祈祷は珍しいのだろう。




その瞬間。


私1人だけのぜいたくな時間だ。


まず勢いよく太鼓の音。




5年前に訪れたときは雨だったが


太鼓の音ととともに雨足が激しくなった。


身震いした。




時間にして約20分間。


1年のうちでもっとも濃厚な時間は終わる。


心豊かに山を下る。


果たして今年は何が起こるのか?


どんな気づきがあるのか?




そして来月にはいよいよ宮崎県である。


高千穂の天岩戸神社へ。






追伸:


もうひとつ戸隠には「日ノ御子社」(ひいのみこしゃ)がある。


ここは宝光社と中社の間、


ほとんど目立たない。


しかし実は「芸能の神様」。


神主さんによると


ブレーク前の芸能人がお忍びで参拝に来るそうだ。




「しかし…」




と神主さん。




「人気が出たあとお礼参りを忘れる。それがいけない」




ということだ。


するとどうなるか。




そう、バチが当たる。


病気になったりする。


元宝塚の人の話をしてくれた。


そうだ、確かに病気になってしまった。


神様は恐ろしい。


だから私はお願いはしない。


安易な神頼みは命取りだ。


ただ、ただ、




「心願成就」




とのみ、心に刻む。




神戸にて新入社員研修でした。

三宮から岩屋へ。

その途中、三宮駅前で。




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かつてこの場所には映画館があったはず。

あの阪神大震災で崩れ落ちました。

その時私は関西に住んでいました。

神戸はとても好きな街だったので震災後やや落ち着いてから

三宮を歩きました。

六甲の山々が街に迫る美しい風景。

あれからもう15年経ちました。




今回の講演は東神戸雇用対策協議会主催のもので

このエリアの会社の新入社員のみなさんを激励する会での講演です。

モロゾフさんやカネテツデリカフーズさん、白鶴酒造さん…

その他おなじみの会社の名前が並びます。

毎年この時期に講演しており、今年で4回目です。

ご時勢でしょうか、年々参加人数が減ってきます。

採用自体減っているようです。




講演場所はシマブンビル。




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いつもの会場からの風景です。






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写真はほんの一部を切り出すだけなので

この六甲の大パノラマは再現不可能です。

本当に美しい街です。 




ところで、




 「最初の会社はくじ引きだ」




といったのが、かのピーター・ドラッカー。

不況の中正社員になれても

数年経つと辞めていく人が出てきます。




しかし安易に辞めないで欲しい。

仕事のあらゆるシーンを通じて




 「話す力」と「書く力」

 (ポータブルなスキル)




を身に着けることの大切さ。

その他もろもろお話させていただきました。

ありがとうございます。




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美しい、N700系!


N700系には自由席にも電源完備なので


仕事がはかどります。






私の全国での活動は今からちょうど5年前に

朝日新聞の夕刊に私が書いた小冊子が取り上げられたところからスタートしました。


そして最初に講演依頼をもらったのが

5年前の匝瑳高校でした。


だからとても懐かしく

この日の講演が楽しみでした。




残念ながら携帯を忘れてしまったので写真はありませんが

5年ぶりの匝瑳(そうさ)高校の生徒さんは

大変盛り上がってくれました。




八日市場駅から高校まで歩いたのですが

5年ぶりなので道順がうろ覚え。


道々、地元の方に尋ねながら向かうと

ある交差点で迷いました。


すると私の後方から声が。


信号待ちの車のドアが開いて

私が尋ねる前から、




 「匝瑳高校ですか?この道をまっすぐ上がったところですよ」




どうして匝瑳高校を探しているとわかったんだろう・


しかし嬉しい心遣いです。


そしてさすがは地元に愛される高校です。


そんなこんなで

講演前から温かな気持ちで到着。


2年生のみなさんに対面しました。




みなさん、とても喜んでいただき

その反応を受けて私の気持ちも盛り上がりました。


前回の生浜高校から復活した失恋(というかドジ)話も挿入して

ラストを迎えました。


時間にしてちょうど60分。


そして定番。




  …では最後にちょっと怖いけど聞いてみよう。

  今の私の話を聞いて、

  何かを100日、

  海馬をだまして

  努力してみようと…(ここで心の中で3つ数える)思った人、手挙げ!




するとなんと、2/3くらいの手が

ザザザザ…と上がりました。


さすがです、匝瑳高校!


やった甲斐があったというものです!


ぜひ「成長曲線」を信じてがんばってほしいと思います。




講演終了後、

機材を片付けている私の周りに生徒さんが集まってくれました。


みなさん、にこやかな表情です。


みなさんと記念撮影。


携帯がなかったので私の手元にはなし。


残念。


ちょうどいい機会なのでみんなの好きなマンガを取材したりしました。


私はマンガを読まないのでこうした機会は貴重です。




帰りの八日市場駅でも

電車を待つ私にわざわざ話しかけてくれた生徒さんもいました。


まずは固く握手。




 彼「今日の講演を聞けてとてもよかったです!」

  (今電車の中でこのブログを書いていますが目の前に彼がいます)





 私「どうもありがとう!

   最後は手を挙げてくれた?」





 彼「一番最初に挙げましたよ!」




嬉しいですね。




そんなこんなで家路に着きました。


あさっては神戸で新入社員研修です。


東神戸地区の企業のみなさんが集まります。


モロゾフさんや神戸製鋼さんやカネテツさんや…


毎年この時期、もう4年目になります。


聞いてよかったと思っていただける話ができれば、と思います。




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